話の内容によっては、専門用語を使用するケースも出てくると思います。

専門用語というものは、上手に使えば話を簡潔に分かりやすくすることが出来ますが、へたに使うと相手はチンプンカンプンになってしまう恐れがあります。

話をする相手が、その専門用語を十分に理解していると事前に分かっている場合では何も問題はありませんが、相手がその専門用語を理解しているかどうか定かでない場合は非常に困るのは事実です。

 

専門用語を使わずにあえて違う言葉で表現する方法もありますが、実はこれはかなり難しいのです。
この場合、話が非常にまどろっこしいものとなったり、上手い言葉が見つからずに妙な表現をしてしまうことで、かえって話を分かりにくいものにしてしまうこともあります。

 

そこで、とるべき対策としては、たとえ知らない場合でも、その専門用語が直感的に理解できるものである場合は使用し、そうでない場合は使用しないことです。この判断は難しいこともありますが、話をスムーズに進めるためにはどちらが良いかをよく考えて決定すると良いでしょう。

 

また、専門用語についてその場で説明してしまうという方法も考えられますが、あまりそれに時間がかかってしまうと、自ら話に水を差すような形になってしまいますので、できるだけ簡潔に説明することを心掛けましょう。